理事会の中にも常務が存在する場合がある。企業とは異なり、こうした場合は取締役ではなく、常務理事と呼ばれる。理事長が決定する場合が多く、理事会の日常的業務を担当し、理事長を補佐する役割。つまり仕事内容としては企業とほぼ同じであり、呼び方が違うだけと考えた方がよさそうだ。
常務取締役になりたいと思っても、管理職などとは違い、簡単になれるものではない。単に報酬の大きい小さいだけの話ではなく、管理職が一般社員を管理するだけの存在なのに対し、役員は企業の経営そのものに深く関わる存在だということが大きい。つまり常務は仕事の重みが管理職とはまったくちがうのだ。
常務取締役の位置づけは、一般的には専務取締役のひとつ下、という場合が多い。ただし、本来の意味で考えれば、常務と専務は扱っている仕事の内容が、日常的業務であるか、あるいは業務全般であるかという、それだけの違いに過ぎないはずだ。しかし、業務の違いだけ、という企業はほとんど存在しない。
副社長、専務、常務を指して「重役」ともいう。一般に株式会社における取締役及び監査役を指す総称であることが多いが、これに追随する役職としての執行役員を含めてこう呼ぶことがある。常務などの重役は一般社員の仕事が見えにくいため、「裸の王様」のように思われることも少なくない。
2008/4/13 Sunday
常務取締役とは
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